2015年5月

英語を学ぶときは、ぜひナルシストで。


どうも、迷える子羊、咲いたです。メェメェ。(ちなみに英語ではバー。)

世界は言葉によって支配されていると、大学の時に聞いてから
ずっと、それについて面白いなーと思っていました。
例えば、日本語ではオオカミという言葉があるので、
犬とオオカミは分けて考えられていますが、
犬とオオカミを分けていない言語があります。
その言語を話す人たちは、日本語でいう犬とオオカミを同じくくりで捉えているそう。
言葉があるから、世界を区別したり、認識したりしてるという考え方です。
(違いが物理的に認識できないわけではない。)

他には、日本人は虹は7色といいますが、
他の国の人は7色だと思っていない人たちもいます。
興味があったらGoogle先生に聞いてみてください。

今日それに関する面白い記事を見つけました。
使う言語が「世界の見え方」を決めている:研究結果
http://wired.jp/2015/05/18/language-changes-your-view-of-the-world/

私も経験から日本語・英語・中国語、それぞれで友達と話しているとき、
ちょっと人格違うなーとはいつも感じていました。
みんな結構感じることあるんじゃないでしょうか。
悪いニュースだけど、フィリピンで悪さをしていた日本人男性が
「英語を話していると自分が強くなって相手を支配しているように感じていた」
という犯人のコメントが印象的です。

私は、上司と英語で会話するやりにくさとかもあります。笑
上司を呼ぶときでさえYouで言っちゃえるからです。
上司のことYouって呼びにくいなー。
日本人じゃなかったらそれが普通だと思えるんだけど。

また、言語能力自体に自信がないのもありますが、
英語は曖昧な表現がなく(語彙力の問題もあり)、
やんわり表現にすることができないのがつらいです。
日本語だと、文末を濁したり、「〜ですよ」「〜ね」とかで
押し付けない感を演出することが可能なのですが、
英語だと動詞は主語の次にあるし、「よ」とか「ね」とかつけないので、
スパーン、スパーンって言い切っちゃってる感じがして、
自信のない議論とかには、個人的には話しにくいことこの上ないです。

外国語を学ぶと、こういう面白い経験ができます。
ぜひどうぞ。