2011年9月

教育実践の難しさ

お久しぶりの更新です。仁藤です。

教育現場に入って1年半がたとうとしています。
この間に、教師という職業の難しさと苦労、
喜びと楽しさを両方味わいました。

教師というのは、本当に高い能力が求められる職業だと思います。
(もちろん、私自身に高い能力があるということを言っていません。私は修業中。)

なぜなら、生徒一人ひとりを観察し、それぞれの特徴に気付き、
またその気づいた特徴ごとにカリキュラムを考える必要がある。

これは企画力とでもいいましょうか。
しかもその企画もマス対応ではうまくいかない。
個別の企画力が求められています。

そして、いくら念入りに企画したカリキュラムも
生徒の生の声、授業という一瞬の出来事の中で
どんどん変化していきます。
その状況状況を感じ取り、生徒に応じて、柔軟に対応する必要があります。
日々が意思決定の連続。
そして、生徒はその意思決定を、まーよく観察している。

これは、まとめると柔軟性と意思決定力といいますか…。
(全くまとまってないっすね)

授業の一瞬で意思決定するためには、
日々の生活において論理的に思考を整理していなければなりません。
その意味で、論理的な企画力と意思決定力が求められているのだと思います。


ほんっとに難しい。
自分で責任を負って日々を過ごすのはきつい部分もある。

しかし、「選択できる」環境というのは
どんなに辛くても、精神を病む感じにはなりません。
自分で選んだ上で失敗したら、次に活かすまでです。
下手に言い訳しなくてもいいし、誰かを責めなくても言い分、楽。

意思決定するということ仕事の結果においても、
精神面においても非常に重要なことだと、毎日実感しています。

では、いまから授業です。
午後もがんばります。