2012年2月

神戸中学校での授業

こんにちは、仁藤です。
今日は閏年!4年に一回の日。
それだけで、何をしようかワクワクしちゃいますね!!

そんな日に、私たちは中学校へ出張授業へ行ってきましたー。
2週間前には天栄中学さんに行かせていただきましたが、
今回は神戸中学校です!
校舎が建て替えられたばかりで、まるで美術館のような学校に、
いざ、お邪魔しまーす。

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おぉ!!まずは、生徒の多さにびっくり!
今回は2クラス合同での開催だったので、1クラスあたり約70人!!

そして、今回からこの方、大登場!
SFC研究員であり、私の後輩でもあるさいたゆりさん。
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さいたさんは、論理コミュニケーションの研究員として活躍中。
今後はさいた先生に先頭を進んでもらうよう、現在いろんなことを伝えています。

もちろん私も教えましたよー。
教室が大きかったので、声を張り上げないと後ろまで届かず、
声がキーキー高くなってしまって、申し訳なかったです…。

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↑必死な時、こういう顔しがち・・・お恥ずかしやー。

さて、今日の神戸中学校で鈴鹿市内の中学さんへの出張授業は一旦終了です。
あとは来月に入ってから熊野市への出張授業が待っております。
こちらは私は遠隔システムでの参加になりそうなので、楽しみ楽しみ。
遠隔とリアルを融合した授業に設計し直さねばと思っております。

学内では、明日は卒業式。
3年生の晴れ姿が楽しみです。

そして、次の日からは学年末テスト。
私自身も現在テストを制作中。ふふふ。ふふふふふ。ふふふふふふ。はっはっはっはっ。
生徒の皆様、おたのしみにーん。

長崎の最終授業ももう少ししたらやってくるなー。
たくさん準備して考えて、みんなで楽しめる1時間にしたいなーと思っております。
対馬のみんなも、待っててねー。

では!!

年度最後の授業

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昨日は、2011年度最後の授業でした。
このあとは、学年末テストと卒業式、クラスマッチなどにより
授業がないのです。

1年間やってきた授業の最後だったので、
この「論理コミュニケーション」という学びが何だったのかについて
まとめる授業にしました。

熱く私の想いを伝えたつもりです。
生徒にどこまで伝わったのか、生徒がどう思ったのか不安ですが
私は全力をだしました。それだけは事実です。
(これをみている生徒の皆さん、感想を仁藤先生が欲しがっていますよ〜)

中には、最後にありがとうございましたって言ったときに
拍手をしてくれていた子がいて。(先生、見えてましたよ〜)
本当に嬉しかった。この場をかりて、もう一度お礼を言います。
1年6組7組8組9組10組11組、ほんとうにありがとうございました。
先生、楽しかったよ〜。みんなと出会えてよかったよー。

最後の授業にはこんな人もビデオメッセージをくださいました。
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そう、三重県知事ですね。
打ち合わせをしたかのような、授業にぴったりなメッセージで…(笑)
鈴木知事、ありがとうございます!!!!!
高校生のみんなにも知事のメッセージ届いたと思います!


まだまだ来年も先生続けますが、
教科として立ち上げた、最初の学年なので、感慨もひとしお。
でも、これがゴールでもなんでもない。

まだまだ改良点がたくさんある。
もっとみんなが自然に考えちゃうような、そんな授業を飽くなく追求します。
私なりの国語の授業も考えたいし。
そのためには、もっともっともっと私が勉強しなくちゃ!!!

まだまだやりたいことがいっぱいあるなー。
生徒のみんな、一緒にがんばろう!

私の働き方

今週末は、土日とも生徒の指導をしています。
受験が近いので教えて欲しいと言われ、学校を解錠。(家族よ、ごめんなさい)
その生徒たちとの議論をしていたのですが、
その中で、フリーターという働き方について話題になりました。

若い人はフリーターという言葉に悪いイメージがあるようで
生徒は、フリーターは社会貢献してないと主張しました。
それを聞いてふと気づいたこと…。

私ってフリーターと同じやん!!Σ(゚д゚lll)
契約社員的なポジションだから、給料はやった授業と
出した成果の分だけ。

だから生徒に言ったわけです。
「んと、私ってフリーターかも(笑) いろんな所で授業をしているから
その授業した分だけの給料で生きているスナフキンみたいなやつだよ?
私、自分が社会貢献しているとは思ってないけど、でも誰かの力には
わずかながらなっていると思うな…。というかそう思わないと働けないなー。
これは一般的なアルバイトの人も一緒だよね。
もしかしたら、働き方だけ見て社会貢献しているか否かなんてわかんないかも。」

ってか、社会貢献って何?何をすればいいの?
どんな職業も、どんなお仕事も(人を騙すような仕事は省く!ダメ、絶対!)
社会に貢献はしてますよね。(・_・;)

私は、働き方って、いろいろあるべきだと思ってます。
だから、働き方によってその人を物語ることなんてできない。
だってどんな会社も社長こそ、契約社員ですよね。
正社員か非正社員かという議論がありますが、
私はもっと働き方を多様化したほうが面白いのになぁと思ってます。

というのも、私の今の働き方は、一般的には結構しんどいです。
こうやって土日働いていても、これはお金になりません。
残業代なんてつきません。
まーフリーの皆様や起業されている先輩方にとっては当たり前ですよね。(ペコリ)
つまり、時間給で働いてないのです。
(あれ?でも変だな。時間給で働いていないけど、
フリーター的な立場ってことか。(・_・;)混乱)

でもこういう働き方をしているからこそ、
いまは2つの大学と2つの高校と1つの中学校で教えることができています。
ありがたいことに、これ以外にも声をかけてくれる学校さんが増え続けています。
今、とっても楽しいんです。
まーお金には恵まれてませんが(笑)、毎日が充実してます。

私はこれからもこういう生き方をするのではないかと予想しています。
自分の成し遂げたいことに向かって、いろんな働き方をその都度選ぶ。
仁藤亜里として、いろんな人と時には協力し、時には独りで進む、時には休む。
それが私に合ってるから。

だから、フリーターだから契約社員だから云々という議論で
彼らが恵まれていない的な論点には、個人的に実感が湧いてません。
というか働く形態なんて、私はどうでもいいかなー。
それより大事なのは、「何を為すか」だと思ってます。
何かを為すために、時には正社員、時には契約社員、時には起業。
その都度考えて選べばいいんじゃないかなー。


さてと、午後も頑張るぞーい
ヽ(*´∀`)ノ

中学校で授業してきました

昨日金曜日は、鈴鹿市内の中学校で6コマ授業を行なってきました。
中学生3年生を対象に授業を行なったのですが、
笑いあり笑いあり笑いありで楽しく授業できました。
やはり50分間では伝えられることが少ないので
また継続的に会いにいきたいなーと思う次第です。

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上の写真が授業風景なのですが、黒板の半分がプロジェクターになっており
大変授業がしやすかったです。これ、理想的な配置だなー。
また、机がコの字型で、これまた授業がしやすかった。
中学校に訪問させていただくと、勉強になることがたくさんあります。
今後の授業づくりに活かしていきたいです。

ただ一つ気になったのは、何人かこの講座自体を嫌がっている生徒がいた事。
これは見逃せません。きっと高校受験の直前直後で、この1時間をも
試験勉強に使いたいという心境の子がいたのではないかと思うからです。

やはり時期は大事です。
これらの生徒の反応から、出張授業を行う時期については
もう一度再考するべきなのではないかと自戒した次第です。

毎回の中学校での授業では、このように勉強になることから
反省すべきところまで、様々な気付きがあります。
でも、初めて会う生徒さんに授業をすることには、何度やっても慣れません。
なので、毎回緊張しすぎて体調が悪くなります(笑)
時には中学生に受け容れられないということも起こりえますから・・・。

でもでも、だからこそ学べるんですよね。
暖かい部屋の中で自分を守っていたのでは、
傷つかないかわりに成長もない。
これからも、積極的に自分を外に外に開いて、挑戦していかなきゃな。

私なりのやり方。

連日の更新です。
なぜなら、今週は1年生がスキー研修に行って不在なため
授業がないからです。


さて、現在毎日受験生の指導をしています。
その中でどうしても、表面的な言葉でしか文を書けずに悩んでいる子がいます。
表面的な言葉とは、新聞やテレビに聞いた言葉であり、自分で一旦考えていない言葉です。

その子に対しては連日ナゼナゼ攻撃をして考えるきっかけと、成長の糸口を探っています。
その中で私的にナゼナゼ攻撃しすぎたなと後悔した日がありました。
その子の経験を否定したようにとられるような問いかけをしてしまったからです。

反省した私は、すぐに本人に謝り、
否定する意図は無く、自分の頭で考えてもらうために究極の質問をしてしまったということを伝えました。
そうすると彼は「先生の意図はもちろん分かっているからだいじょうぶ」と笑っていました。

ふぅ。

そして、今回私が失敗したなーと思ったことを、他の受験生とも共有して
先生としての私が、毎日悩みながら後悔しながら考えているんだという話をしました。
そうして、今回の例をみんなで話し合って適切な対応はなんだったかを議論しました。

そうすることで、みんなが考え出す。
先生が全て企画して、生徒の行いにレールを引くのではなく
先生が自分の弱みを自覚しながら、自分を修正しながら
生徒とともに学んでいく…。そんな姿が私の理想です。

半学半教。

これを本当の意味で実現できる日は遠いですが、少しずつ私なりのやり方を模索しています。

上対馬高校の校長先生来校

遠路はるばる校長先生がお越しくださりました。
あの、上対馬高校の校長先生です。

本当に、遠路はるばる・・。

来年度以降の授業実施方法について
いろいろと話し合うことができて、本当にありがたい限りです。
私としては、教える機会をいただけるだけで本当に嬉しいのに、
いろいろと良くしてくださって感謝しています。
本当にありがとうごじます。

また、校長先生がエネルギッシュなことにはいつも驚きます。
アクティブではつらつとしていらっしゃって、いつも刺激をうけます。

そして、お土産でいただいたのは
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かす巻き!(*´∀`*)
この対馬のかすまきは絶品です。
甘いものずきにはたまらない一品。


機会をいただけるだけでもありがたいのに、
こんなに良くしていただいて本当に何をお返しすればいいのやら…。
私に出来ることは、出会えた生徒の皆様と真摯に向き合うことだけ。
そこは真剣に精進させていただきます。

あと、対馬の冬は厳しいとのことなので、
生徒のみんなと先生方が風邪などひきませんようにと祈るのみです。

マラソン大会結果報告

5日前くらいにマラソン大会に出走しました。
1年生にまぎれて、28歳が真剣に走りました。
というか、先生で(生徒と同じ距離)走っているの私だけやんけ!
という状態も気にせず、走る走る。

鈴鹿サーキットの独特な起伏にマケズ
車専用のカーブだからこその傾斜にもマケズ。
顔がものっすごいおばさん顔丸出しになって
生徒に爆笑されることにも、マケズ。

結果77位でした。
多分1学年150人以上はいるだろうから半分には入ってます!
しかも7のゾロ目なんて、縁起がよいことよいこと。

こんなに頑張ったので、優しい生徒が今日は
バレンタインデーの手作りスウィーツをプレゼンとしてくれました。
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おー大量大量。
この他にもたんまりもらいました。
みんな、私に太れと言っているわけですね、わかります。
貰ったものは食べる必要がありますので、ダイエットは小休止ですね。

これも、学校の日常です。

Internationalとは何か

こんにちは咲いたゆり(blog新メンバー)です!

仁藤先生、マラソン大会いかがでしたでしょうか。
生徒の誰かが、仁藤先生の勇ましい姿を写真に収めていないかなーって。
仁藤先生の次のブログに期待です。


1年生3学期の論理コミュニケーションの授業では
「international」について学んでいます。
生徒の意見の中から
・異なる
・繋がる
・求める/求められる
という軸を仁藤先生が見つけてくれて、昨日はクラス全体で話し合い、
最後に仁藤先生と梅嶋先生のinternationalの定義をきいて締めくくりました。


求めるか求められるかという点では
どっちもinternationalだと思います。
求めたところで、求められなければinternationalにはならないと考えるからです。
でも、誰かが求めないとそれは始まらないので、どっちも大切です。


ということで、仁藤先生発の論理コミュニケーションは今internationalまっしぐらです。

あとは、仁藤先生に英語を話せるようになってもらって、
仁藤先生が世界に発信できるようになれば鬼に金棒ですね!ふふふ
英語がんばりましょう♪
(仁藤:後輩がプレッシャーかけてきてるぅぅぅぅぅ。
 いま、私はこのさいた先生に英語を特訓してもらってます。
 だいぶしゃべれるようになったかな?>ゆりぽん)

blog新メンバー

こんにちは、仁藤です。
明日は鈴鹿サーキットで行われるマラソン大会です。
なぜか梅嶋先生に生徒の前でむちゃぶりされ、急遽走ることになりました。
Σ(゚Д゚|||)

全く練習せずに、現役の元気っこ高校生たちと4.4キロ…。
途中で吐くんじゃないかと今から心配で眠れません…ドキドキ。
でも40分以内に完走すればよいとのことなので、歩きながらでも
完走を目指します!!!


さて、今日からblogの記述を仲間にも手伝ってもらうことにしました。
昨年4月から研究グループのルーキーとして仲間入りした齊田先生です。
彼女は、英語と中国語を独学でマスターした上、
世界を歩き回って世界中に友達がいるようなスーパーポジティブガールです。
昨年初めて出会ったんだけど、まるで初めてではないくらい
気が合う仲間で、本当に驚くばかり。出会ってよかったとおもってます。
毎日、おたがいを励ましあって、元気をわけあってます。
では、ゆりぽん、よろしくー!

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こんにちは。
咲いたゆりです!
仁藤先生に習って、私も学校で論理コミュニケーションの授業をしています。
自分自身、論理的に文章を書いたり、読んだりすることが苦手だったので、
この論コミに出会えて本当によかったです。
 
 
今は新しい英語教育を作ろうとしています。
高校生が3年間で英語を話せるようになるというカリキュラムです。
右目をぴくぴくさせながら、ゼロからものを作ることの大変さを味わっています。
 
 
これから私もこのブログに参加していい権利をゲットしたので、
内緒でこのブログをこっそりのぞいてたストーカー時代とはおさらばできます。ふふふ
私も更新していきたいです。
基本的に、「論理的じゃない」文章を書くことは得意なので。

学ぶ内容は誰が決めるべきか

昨日の長崎県での授業は
表題の「学ぶ内容は誰が決めるべきか」について
みんなの意見を発表し議論をしました。

なかなか、活発に議論するとまではいかず
進め方の難しさを痛感しました。

ともあれ、このテーマは非常に難しい問題でもあります。

2つの論が考えられ、どちらも正しいからです。
1つは、学ぶ本人である生徒がきめるべき。
もう一つは、本人以外(先生や親や先輩)が決めるべき。

今回の授業では圧倒的に生徒が決めるべきという意見が多かったのですが、
それは私が授業の中で渡した灰谷健次郎さんの「自立する権利」という文章が
生徒の心に響いたからだと思います。

ただし、授業の中では「大人が決めるべきだ」と主張する文章も
紹介しました。あの斎藤孝さんも同じ論を著書のなかで述べていますが、
「まだ物理を学んでいない子どもに物理の楽しさなどわかりようがない」から
子どもに学ぶ内容を選択させるなんて、可能性を潰しているようなものだという論です。

尚、学ぶ本人が決めるべきだ派のサポート資料としては
「市場の真実」Byジョン・ケイを読みました。
集権主義(リーダーシップ)の危うさについて書かれた資料です。

どちらも正しいです。
たしかに、子供たちはまだ学ぶ内容を知らないのだから、最初から自分で選ばせるなんて無理…。
でも市場の真実がいうように、人間は誰しも間違うのだから、先生や親に全てを頼るなんてことは非常に危険。

教育を受ける機会は平等であるべきだから、全員が主要な教科を経験する必要はありますね。
経験して初めて自分にあっているか否かがわかるというもの(かな?)
でも、だからといってずーっと与えられた勉強をこなすだけというのは、少し違う。
やはり、いつかのタイミングで、自分がどの道を選ぶのか決める必要はありそうです。


そのタイミングがいつか…
高校入学時という人もいれば、大学入学時、大学3年生くらいからという人もいる。


私の個人的な考えは、そのいつかというタイミングさえ個人差があるということです。
浅田真央ちゃんや石川遼くんは、小学生の頃から選択しています。
特に石川遼くんの高校生からプロになるという決断はとても重く、その決断が出来ること自体もうプロです。

今の教育は効率という面で一斉教育を行なっています。
でも人が主体的に学ぼうとおもったり、憧れを抱く対象に出会ってもっと伸びたいと思ったりする
タイミングや対象は個人個人で異なりますよね。
だから、やはり大学入学時からは選ぶべきだ!とかそういう金太郎飴のような議論は無意味な気がしています。
(ん?金太郎飴のような議論って意味通ります?紋切り型といったほうがいいのか。)



そう考えると、あぁ教育って難しい!!!!
結局はやはり一人ひとりを見るしかないわけですね。

(;゚Д゚)!ガムバリマス。

日常

こんにちは、怠け者です。

さて、月曜日が始まってしまいました。
いま、私の目の前の机で、生徒が寝ています。
ふふ、面白い。
受験生はギリギリまでがんばっているから
どこでも寝れちゃうんだねー。ふふふ。

もう少ししたらおこしてあげよう。

明日は長崎県対馬の授業があります。
明日の授業は、個人的に気合が入っています。
なぜなら、この授業のメインである話し合いをしてもらうからです。
でも、不安もたんまり。
事前に書いてもらった文章でかけていない人が多いこと多いこと。
そういう場合は、どのタイミングで誰に話をしてもらうかが大事。
遠隔授業で話し合いをしたことがないから、本当に緊張しています・・。うぅ。

明日が無事に終わったらまた報告しまーす。

あ、受験に行ってた3年生が帰ってきた。
おー、晴れ晴れとした顔をしている。うん、よかった。

余白

私は元来怠け者です。
隙があれば休みます。怠けます。手を抜きます。

でも、私にとってはこの休む時間がとても大切です。
ぼーっと何もしないときに、ふっと考えがまとまることがあるからです。
外の人から見ると、怠けているように見られるから
私自身、怠けている時間は申し訳ないなーと思っちゃってますが、
それでもやっぱり余白が必要。

そう考えていて、ふと思い出しました。
私の高校時代は余白がたくさんあったなーと。
好きな本読んだり、テレビ見たり、イベントに参加したり、
人の話を聴いたり、友人関係や恋に悩んだり。
好きなことに好きなだけ時間使ってたなーと。

私の志の基礎ができたのは間違いなく高校時代の余白です。
今思うと、勉強してたかな?(苦笑)
あの余白の時間にいろんなことを好き勝手考えて大志を勝手に抱いた。
その大志が今28歳に至るまでの人生を決めたような気がします。

日田バスセンターから福岡空港行きのバスに乗って東京に出た、あの日。
バスの車窓から見える日田の景色をみて、心の底から
「日本を変える!」って思ってました。田舎の子ならではの意気込み。
若かった。うん。

故郷を離れる寂しさと、輝いている未来への期待とが入り交じった
あの独特の気持ちは、今も忘れていません。
私の初心だと思っています。


さて、目の前にいる鈴鹿高校の生徒を見ていると
みんな毎日テストテストテスト・居残り居残り居残りで
本当に毎日が師走って感じに見えます。
私の高校時代に、こんなに小テストあったけーとか
こんなに勉強計画しなきゃいけなかったけーとかのほほんと考えたら
やっぱり思い出せない。

小テストあった?うーん。(・_・;)
あったけど、やってなかったのかな。(てへぺろ ←今マイブーム)

とにもかくにも、私には余白が必要だった。
その余白に抱いた大志が今もくすぶっている。
もし、私と同じで余白が必要な子がいるなら
なんとか「なんにもしてあげない」ようにしたい。
大人があれこれ言うよりも、本人が行きあたりばったりで
うんうん考えたほうが、きっと強い想いになる。


さてさて、今週の土日は中学生に向けての説明会を行なっています。
それと並行して来週の月曜日に医学部と看護学部を受ける子たちの
小論指導をしています。
隣で生徒たちがうーんうーん言いながら必死に自分の論を作っている横で
私は大学のレポートを書いたり、長崎の生徒の添削をしたり(笑)
先生と生徒がそれぞれのことを学んでいる、学び舎的な雰囲気。
これが、私は好きだなー。
一緒に学び合う関係が私の理想。

さ、RちゃんMちゃんIちゃん、一緒に頑張るのだ!