2013年7月

大阪でのシンポジウム&講演会

先週の金曜日は、午前中に慶応大学主催のシンポジウムに
パネリストとして参加してきました。

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場所は、慶応大学の梅田キャンパスです。
とても良いところでした。東京の丸の内みたいな感じでした。

参加してくださった方は、企業の人や大学のキャリアセンターの皆様。
中には遠いところから参加してくださった人もいて、
本当にありがとうございました。

私は主に論理コミュニケーションのことしか話していませんが、
私以外のメンバーが主役で、そのメンバーから
現在の大学生における内定者の属性分析が発表されました。


仁藤はその後、大阪にある私立の女子校へお招き頂き、
講演をさせていただきました。
2時間のなかで詰め込み過ぎたのを反省していますが、
これを機にお付き合い頂ければ嬉しい限りです。


ということで、先週は大阪一色!

3年生最後の授業と授業参観デイ

こんにちは、仁藤です。
blogの更新を約1ヶ月前、毎日行なっていました。
そうこうしているうちに、いつのまにかいつものように
マイペースな更新に戻ってしまっています。イカン…。

先週の木曜日は、東筑高校3年生にむけた最後の授業でした。
約1年半続けてきた授業の最終回では、その前に受けてもらった
論理コミュニケーション力検定の結果を返却し解説しながら
この授業の意義を伝えるというものでした。
(少し熱く語ってしまいましたが、生徒の皆様の反応が気になる所)

最後のメッセージとして「再会しましょう」と投げかけました。
でも次に再会する時は、○○大学とか○○会社とか、そういう肩書きで
自己紹介しないでね、と。
私の最終授業から再会するまでの月日をかけて、
皆が行なってきたコト、作ってきたモノを自己紹介してほしいと
呼びかけました。
3年生は、これから受験を迎えます。
念願の進路に進む人もいれば、落ちる人もいるかと思いますが、
どちらの人にもそこで終わってほしくないと思っています。
念願の大学に入って、その組織名で勝負するような人になってほしくない。
落ちたからといってそれを負い目に全てに自信を失ってほしくない。
肩書きなんてどうでもいいのです。何をしているのか?何を目指しているのか、
その情報こそが、人を輝かせると思うのです。(大きなことをしろというわけではないです)

ということで、「行なってきたコト、作ったモノを見せ合う再会をしよう!」と
声をかけて終わりました。どのくらい伝わったでしょうか。


もちろん遠隔授業だったのですが、遠隔地にいる生徒に熱く語りかける私。
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奥にいるのが私ですね。
あれ?今日は周りに人がいっぱい。。。
(本当は私の周りに5名の男性がいるのですが、ちょっと加工しました。)

そう、この最後の授業をたまたま長崎県教育センターの皆様が、
わざわざ長崎から見に来てくださいました。
ありがとうございました!
いつもは淡々と授業をしているのですが、本日は最後の授業なので
非常に暑苦しい内容になっており、お恥ずかしい限りでした。

しかし、こうやって新しいことに調整しながら行なっている授業を
遠くから見に来ていただける事自体、とても嬉しいことです。
毎日の励みになります。

また、今後共何卒宜しくお願いいたします。

英語を使った遠隔特別授業〜

今週の土曜日は、慶応大学の梅嶋先生による特別授業が東筑高校で行われました。

梅嶋さんが北九州の現地で特別授業を、私と、三重大学大学院生の齊田さんと、
慶応大学SFC大学院生のyukyik(タイからの留学生)は
東京からの遠隔参加という形で行われました。

東京の配信基地の様子はこちら!
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おっと、セルフタイマーだったので、私が写真に間に合わず!!
もう一度!

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2回めで成功!
(左から、私・齊田・yukyik)

今回の授業は、前半と後半に分けて実施しました。
前半は、齊田さん&yukyikによる授業。テーマは「これからの英語教育」
まず、yukyikが英語でタイの英語教育についてプレゼンテーションし、
次に、斎田さんから英語の論文が渡され、それを読解。
その後、今後の英語教育のあり方を生徒が発表するという流れでした。

(余談ですが、英語の苦手な仁藤も、yukyikと出会ったことで、英語を頑張って
習得しております…。最近はやっとこさyukyikと会話ができるように…)

後半は梅嶋さんが現在関わっている、インドネシアのバンドン市における
インフラ整備の話を、英語の文献と、日本語の文献両方読み議論しました。


総評。
おもしろかったよね?
先生側としては面白かったです。
生徒のみんなはどうだったかなー。

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授業を行なっている真剣な二人。
この2人は私の後輩に当たりますが、二人と議論することで刺激をもらってます。
今回私は、授業の影武者(プログラムを作る時のお手伝い)だったので、
当日は余裕を持った参加をさせてもらいました。
後輩の、特に斎田さんの成長をとっても頼もしく眺めておりました。

すごく良かったと思うよ。
関係した方々(生徒も含めて)お疲れ様でした!!

放課後課外

今日は、上対馬高校で担当している生徒の放課後課外を
遠隔授業を使って行いました。
PCを介した1対1の授業です。

このような1対1の授業だと、遠隔授業は本当にやりやすいですね。
生徒と普通に会話をしながら、指導をすることができます。
東京と上対馬はうーーーんと離れているのに、違和感ありません。
(私が遠隔授業に慣れてきたということもあるでしょうが…)

さて、明日も遠隔授業です。
しっかり準備して望みます。
これから巣立っていく生徒に、少しでも何かを残せればいいなーと思っていますが、
まーでも所詮、私ですから。先生といっても、まだまだ未熟者ですから、
大きなことを残そうとは思っていません。偉そうなことを言おうとは思っていません。
なんか、挑戦している人いたなーくらいの感覚でも残せたら嬉しいです。

とにかく、準備頑張ります。

新サービス開発中

現在複数の新商品を開発しています。
その第一弾の検定を、福岡の生徒に解いてもらいました。

その採点も含めて1000枚近い添削・採点を
本日全て終えることが出来ましたー!!!!
ご協力頂いた皆さん、というか齊田先生本当にありがとうございました。
最終的に土日返上・一日徹夜という非常識なワーキングスタイルで
切り抜けました!

生徒のみんな、きっと驚くだろうな。
一言一言のしっかりコメントしたからね。
心地いい疲労感です。

といっても、今週は大イベント目白押し。一息ついてもいられません。
今週木曜日の遠隔授業にはお客様が沢山いらっしゃいます。
しっかり授業をしなくちゃ!と意気込んでいます。

そしてその授業は3年生にとって最後の授業。
非常にしんみりしつつ、しっかり伝えたい。
しっかり授業をしたい。しっかり伝えたい。
いろんな思いが交差して、お客さんが来るということがついつい
頭から飛んでしまっています(笑)
まずは、生徒。そして、生徒。さらに、生徒の精神でがんばりまーす。

また、検定が正式にリリースされたらここでも紹介させて頂きます。
さらには、他にも新サービス作っています。
新しい仲間がもっと増やせるように、会社としての仕組みも作っていきます。

職人みたいな働き方しかしてこなかったので、マネージメント?の視点が
自分の中になく、仕組みづくりが難航しています…。
あわわ。まずは、新サービスをリリースできるようにしなくっちゃ!

鈴鹿の生徒からのアンケートコメント

昨日、3ヶ月ぶりに鈴鹿高校を訪問しました。
懐かしい顔にたくさん会えて、心から癒されました。

そして、その時に回収させてもらったのが
「昨年の論理コミュニケーションのアンケート用紙」
昨年の1年生、現2年生が、昨年度1年間の授業について
アンケートに答えてくれたものです。
(みんな、ご協力ありがとね!)

一つ一つ確認したら、泣きそうになりました。
本当に大好きな学年だったし、とてもかわいい生徒たちが
これまた、素晴らしいコメントを沢山書いてくれていて
本当に嬉しくって嬉しくってウルウルしました。
それと同時に、もう授業ができないんだよな−ということが
寂しいなぁぁぁぁぁぁなんて思ってしまいました。

アンケートコメントを一部紹介します。( )内は私のコメントです。

「授業がいつも楽しかった!」(なんて嬉しい言葉だろう)
「先生の授業はわかりやすかった」(あー、ありがとう!)
「自分の意見を述べるということに自信がつきました!」(嬉しい。本当に)
「作文とか書く時いつも頭ごちゃごちゃだったので、この授業がすごく役にたちました」
「先生が自分たちのレベルに応じて徐々に難しくしていったので、無理なくついていけた!
でも最後は難しかった−!」(あー、授業準備の努力が報われる瞬間!)
「自分たちのレベルよりいつも少し難しいレベルの問題を出してくれたのがよかった」(気付いてたのか!)
「みんなと向き合って討論する授業はなかなか無いので楽しかった」(3学期のことだね)
「先生と生徒の雰囲気が良くて授業に飽きなかった」(あーうれしいな〜。雰囲気よかったのかー。)

さらには
「この授業のように考える事はすべての原点になるが、そんな時間がいっぱいあった」(涙)
「これからの時代勉強も大切だが、伝えたりする能力も重視されるから役に立った。」(涙・涙)
「日常生活でも(なぜ?)という疑問を持つようになって、生活が変わった」(涙・涙・涙)

というような内容をみんながしっかり書いてくれたこと、それ自体が
私への大きな素敵なプレゼントです。本当にみんな、ありがとう。

あらためて、鈴鹿高校のみなさま、ありがとうございました。
これからも永遠に私のホームだと勝手に思っております。

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