私なりのやり方。

連日の更新です。
なぜなら、今週は1年生がスキー研修に行って不在なため
授業がないからです。


さて、現在毎日受験生の指導をしています。
その中でどうしても、表面的な言葉でしか文を書けずに悩んでいる子がいます。
表面的な言葉とは、新聞やテレビに聞いた言葉であり、自分で一旦考えていない言葉です。

その子に対しては連日ナゼナゼ攻撃をして考えるきっかけと、成長の糸口を探っています。
その中で私的にナゼナゼ攻撃しすぎたなと後悔した日がありました。
その子の経験を否定したようにとられるような問いかけをしてしまったからです。

反省した私は、すぐに本人に謝り、
否定する意図は無く、自分の頭で考えてもらうために究極の質問をしてしまったということを伝えました。
そうすると彼は「先生の意図はもちろん分かっているからだいじょうぶ」と笑っていました。

ふぅ。

そして、今回私が失敗したなーと思ったことを、他の受験生とも共有して
先生としての私が、毎日悩みながら後悔しながら考えているんだという話をしました。
そうして、今回の例をみんなで話し合って適切な対応はなんだったかを議論しました。

そうすることで、みんなが考え出す。
先生が全て企画して、生徒の行いにレールを引くのではなく
先生が自分の弱みを自覚しながら、自分を修正しながら
生徒とともに学んでいく…。そんな姿が私の理想です。

半学半教。

これを本当の意味で実現できる日は遠いですが、少しずつ私なりのやり方を模索しています。

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