知事と鈴鹿高校の生徒の授業に参加

梅嶋です。

久しぶりに更新です。

7月最終週の先週(今は8月1日。)は、面白い1週間でした。

インドネシアからアドバイザーを務める潮力発電の大学ベンチャーとそれを支えるインドネシアのバンドン工科大学のインキュベーターの親友を日本に呼びいろいろな人と今後の設計を議論。そして、7月31日には、鈴鹿高校で全国最年少知事でもある三重県知事と鈴鹿高校の生徒の論理コミュニケーション授業にテレビ会議で参加した。

すごい時代。インターネット万歳だ。

鈴鹿高校の生徒は、教育にテレビ会議は使えないなどいう学生は誰もいなくなっている。普通にこっち向いて、「いや、こういうことを言いたかったのだ」と言っている。こんな素晴らしい機器の活用に反発するのはいったい誰なのか?と思ってしまう。

インドネシアのメンバーもそう。日本の企業を訪問したが、テレビ会議で何度も議論したうえでの”再会”は、議論をすぐに建設的な設計の議論にさせた。そのおかげで、ちょっとの空き時間に秋葉原に行けた。そう、Akihabara。すでにインドネシアでも有名。自由な雰囲気が魅力。

思えば、ちょうど一年前鈴鹿で初めて論理コミュニケーションを教える授業を開始した、鈴鹿高校を挑戦の場に選んだ仁藤先生と採用したテーマが、「どうして日本では起業や挑戦が少ない?」そして、本日のテーマは、「どうして三重では教育を自分達で設計できない?」。昨年よりもより、具体的な議論となった。

昨年と今年の最大の違いは、知事が来ても、論理的に議論できたということ。生徒は、自分たちの設計で教育を創れない際に何が障害となっているのかを論理的に説明していた。議論可能な形での情報発信だ。だから、次に何の設計が必要かを検討する建設的な議論を行えた。論理コミュニケーションは、批判にさらされつつも、確実に何かを作り出している。

インドネシアの親友たちとの議論、そして本日の鈴鹿の生徒たちとの議論でも焦点となったのが、新しい調整に対する、(周囲の)批判。

新しい設計、新しい挑戦に対して「批判」で返すのは辞めようということ。それだと、挑戦することは、楽しみではなく戦いとなってしまう。

挑戦をしかめっ面から笑顔に変えないと楽しくない。

写真は、忙しい日程を縫い、秋葉原に行き、日本でも自由な雰囲気があると知って喜ぶインドネシアの親友

 

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