生徒の成長を感じた発表会

先週と今週と、大阪と東京を行ったり来たりしています。

先週は、大阪の松原高校で行われた
高校1年生による、研究発表会に参加してきました。
(正式名称:授業「産業社会と人間」の発表会)

つながり・福祉・多様な文化などの各テーマに合わせて
生徒が会いに行った人、文章を読んで知ったことをベースとして
自分が伝えたいことをグループでまとめて発表するというものです。

聞き手の生徒もしっかり聞けていましたし
発表する生徒もしっかり発表できていました。
(一部間に合わなかったグループもあったかな 笑
でもその完成度合いの多様さも、松高の発表の魅力です)

私の中では、1年間おこなった論理コミュニケーションで学んだ
根拠や事例をつけると、相手に伝わりやすくなるということが
どこまで生徒の中に意識化できたかの確認をしていました。
やはり、まだまだ意識化まで出来ている生徒は少なかったように
思いますが、無意識だとしても、多くのグループが
しっかり「理由」や「事例」を述べることが出来ていました。
(意識化…論コミの授業が今回の発表に繋がっていると意識できている状態)

しかし、きっと「根拠」や「事例」が発表できていた背景には
担当の先生方の指導という点が大きかったと思いますし、
それ以上に生徒たちみんなが元々持っていた力だという気もしてます。
でも、そこに論コミが少しでも影響できていたら嬉しなーと思いながら、
見学できた班と生徒には、心から拍手を送りました。
(なるべく全部見たかったけど、見れなかった班はごめんなさい)
来年以降は、もっと産社の授業と連携して、意識化を進めていきたいです。
それには現場の先生との更なる連携が必要なので、先生方来年度も何卒宜しくお願いいたします。

論理コミュニケーションの松原高校での授業はもうすぐ終わります。
でも、発表したりレポートを書く機会に恵まれた松高のみんなにとって、
1年生で身につけた論理コミュニケーションのちからはこれからの活動の
ベースになるはずなので、2年生の時も3年生の時もゆる〜く時々
練習を行ってくれたら嬉しいな‐と思っています。

それにしても、いっちばん嬉しかったのは、
なによりも、
1年生の生徒の皆が、私を見つけたら
「うちの発表絶対見に来てな!」と声をかけてくれたことです。
走りながら、なるべく声をかけてくれたこの発表には間に合うように移動しながら、とっても嬉しくて、心が満たされました。
声をかけてくれた子達、本当にありがと〜〜!!

さて、今回の松高訪問は、もう一つの目的がありました。
それについては、次回書きたいと思います。

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