原点となる文章発見
こんにちは、仁藤です。
とある中学校のレポートで論理コミュニケーションが利用されているのを発見しました。
非常に嬉しい限りです。本を出版するということは、このように私達の知らないところで、私達の作ったものを利用してもらえるということでもあり、本当にありがたいです。
また、他にも文章を発見しました。
私は3年生の生徒指導に、ciniiという論文検索サイトをよく利用して、生徒に論文を読ませることが多いのですが、その検索サイトに過去の自分がいることを発見したのです。
大学関係者の方なら、書いた論文が検索できることくらい当たり前で、珍しいことではないのですが、今回発見した文章は、私が高校時代に書いたものなのです。だから、とっても驚きました。
三田評論に載ったため、検索可能になっているようで、過去の自分を再発見し、刺激を受けました。
私は、常に過去の自分と戦ってます。
昔の自分(特に高校生の時の自分)は、とっても夢が大きかったのです。
なんせ、日本の教育を変えたいと思ってたわけですから。
その時の夢の大きさにまだまだ今の実力と実行していることが追いついていません。
(もちろん、「変える」という言葉は「壊す」ではありませんのであしからず)
本当に、大きな事を思っている子どもだったので、その時思っていたことに追いつかなくちゃといつも思っています。
諦めて夢を小さくするのは簡単なんですが、なんか悔しくてそれが出来ません。
そんなことしたら、生徒に「夢を諦めるな」って言ってあげる事も出来ない気がして…過去の自分と戦ってます。
ここまで12年ほど、その目標に向かって歩んで来ました。
まだまだ高校の時の自分の大志が大きすぎて追いつきません。
もしかしたら、この大志が大きすぎて生きている時には追いつかないのかもしれません。
それでも、それでもいいと思っています。
短期間で成果だそうと焦ってしまうと、知らず知らずのうちに目標を小さくしてしまうので、目標を保ったまま、そこに到達するHOWを楽しみたいと思っています。
今のところ、すごく楽しんでいます。
辛いことも有りますが、基本は楽しいです。
この楽しさを、生徒に伝え続けたいと思っています。
楽しいから続くし、楽しいから苦難を乗り越えられるし、
楽しんでいるから人が集まってくる。
じゃあ、自分にとっては何がこの楽しいことなのか、それを生徒が考え続けてくれたら嬉しいです。
2013年9月 5日 15:44 | 記入者: 仁藤