失敗の次の一歩

blogの更新がまた滞り始めている仁藤です。
ご無沙汰しております。

新しい物事に失敗はつきものです。
現場の先生は常に小さな新しい挑戦をしています。
(しているはず。だって、学び続けるのが先生だから)
そしたら、うまくいくこともいかないこともあります。
やっている内容としては良いけど、生徒とタイミングが合わなかったり。
(教育は折を見て、ですしね。)
あの生徒にはばっちりだったけど、あの生徒には駄目だったり。
そんなことばっかりです。

でも、そんな新しいことの失敗にめげていられないのが大人です。
失敗は、次の一歩が大切なのです。
失敗をしたら、少なからず批判されます。それはそのまま受け止める。
だって、しょうがないもん。挑戦した証、勲章ですからね。そこは改善あるのみ。
改善した姿でしか、批判を改善できませんから。改善こそが真の反省ですから。

でも、その批判により時に次に一歩踏み出す勇気まで持っていかれることが有ります。
若い時はなおさらそうです。
老いも若きも、誰しも、自分に自信がないものですが、
経験を経ている大人は良い時も悪い時もあることを受け止めることができます。
しかし、若い人はそれを受け止める経験がない。悪いことの次にいいことがくるって想像できない。
だから、若い人の挑戦こそ、大人が支えなければいけない。
大人が支えて、どんなに打ちひしがれても、次の一歩を促さなければいけない。
続ければハレの日が来ることを、伝えなければいけない。

なぜなら、失敗して、そこで辞めると、その失敗は本当の失敗になるから。
そして、その失敗が心の傷になり、若い人の自信を奪ってしまうから。
失敗は、勇気を出して踏み出す次の一歩でしか、解消できないのです。
だから、若い人であればあるほど、大人は次の一歩を支える。

それは、時にアイディアを出すことかもしれない。
それは、時に自分がメンバーとして奮闘することかもしれない。

だから、絶対大人がいっちゃいけない言葉がある。
「ほらみろ。だから、言ったんだ」
こういう類の言葉を若い人に行ってしまう大人は、挑戦していない証でしょうな。
自戒します、私も。だめ、絶対。

では、今年30歳の私は、大人でしょうか子どもでしょうか。
そのどちらかは自分ではわかりません。
でも確実なのは、挑戦し続けています、この10数年。
なぜなら、反省も後悔も、落ち込みもしますから!
でも、やっぱり大人です。
確かに、若い時は1つ1つの失敗に勇気を持って行かれそうになり、色んな人に助けてもらっていました。
でも、今は物事には周期があることを知っているからです。
反省の日々がきたらそれに向き合って続ければ、その次にすごく大きな実りがくることを知っています。
これを知っているので、次の一歩に怖がり過ぎ無くなりつつあるんです。

生徒にはこの姿を見てほしいな。
だから、お願い。挑戦し続けて下さい。
そこで諦めちゃ駄目だよ。挑戦し続けないとその後悔がそのまま大きくなっちゃうよ。

そんなことを感じた初秋です。
1年でいっとう爽やかな気候ですねー。
秋風におひさまに癒やされています。
休みをとって紅葉を見に行きたいのですが、それが叶うためには仕事を頑張ります。

さー、次の一歩を!


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