ながーーーーい目でみる

張り切って更新します。
というのも、元々このblogは誰も見ていないと思っていたのに、
年末年始に読者がいることが発覚したのです。

そして、その読者とは、
あろうことか、父親と高校時代の恩師(笑)

ということで、2011年は、
「更新します!毎日更新します!」といいながら
次の日から3ヶ月書かないといった、私らしい内容になっていましたので、
2012年は、昨年よりも多くの記事を書く事をここに宣言します。
毎日とはいいません。むしろもう言えません。
昨年よりは、そこそこ書いている状態を目指します(目標低っ!!!!)

さて、T先生みてますかー?
読んでいただけていること、光栄な反面恐ろしいですよー(笑)

☆彡☆彡☆彡
私は日々放課後に教室を開放して
生徒と話し合ったり議論したり、国語の学習を手伝ったりと
個人指導に明け暮れています。
昨日は、とある1年生の悩みを聞きつつ、
3年生の受験直前の生徒の指導をしていました。

その中で嬉しかったのは「仁藤先生に教えてもらって国語だけが今自信もてる」と
言ってもらえたことです。確かにその生徒はぐんぐん伸びているので、嬉しい限り。
でも、よくよく考えると私がやったことって根気よく励ますこと。
そして、褒めるポイントを探して探して、良いところを伸ばすことだけ。
あとは、本人が頑張ったんです。

そう考えると先生がやれることなんて少ない。
でも少ないようで影響がある。


最近は時間のサイクルが早くなっている関係で、
高校生も自分の人生を見る目が近視眼的になっているのが気になります。
大学受験も高校受験も、人生80年で考えるとちっぽけな出来事。
そこで、傷を抱えたとしても、何ども再チャレンジ出来るし、上塗りできるのです。
これは、大学を卒業してからひしひしと感じています。

私なんて、高校時代は勉強できてなかったし、
むしろ嫌いだったけど、ずーーーーーっと成長したいという気持ちだけは
持ち続けてきました。
その結果、大学卒業時には研究室の優秀賞をいただけたし、
やっとなんとか個人名で仕事ができる環境を手に入れました。
そして、なにより今が楽しい。いつも、今が楽しい。

人生なんて、大学名でも高校名でも、役職でも語れません。
むしろそういう過去の肩書きを誇っている人に限って、成長してない証拠。
だから、高校生にも近視眼的に学んで欲しくないし、
近視眼的な視点での評価に負けて欲しくない(●●大学なんかに合格したら恥だとかね)。
大学受験失敗したって、編入って手もあるし、大学院で自分の好きなことが学べるところへ
入り直すこともできる。むしろ、大学受験失敗って何さ・・?
偏差値的に高いところに合格して、両親や周囲にすごい!っていわれても、
その大学に入って、自分の時間を全て打ち込める研究とか勉強に出会えなかったら
失敗なんじゃないですかねー。うーん。
学ぶって楽しい!って気付けず、ただ単位を取るだけの大学生活や、
入った瞬間から就職の対策をする大学生活なんて、大学に行く意味あるんですかね。

留学生がよく言いますよね。日本の大学生は学ばない。
これは、受験のような学びの話ではありません。
自分の知的好奇心を全開にして、何かを追いかける学びのことではないでしょうか。

まー、もし本人的に失敗したと思っても、
その傷ついた分、その人の魅力が増える。
そして、その傷を受け止めて、また成長して欲しい。
さらに、思う通りにいかなかったときこそ、運を貯金していると思うなー。
その貯めた運をいつ使うかは、そこからの努力次第。
運を貯金したままで終わる人は、過去を悔やんで先に進まない人。

フレーフレー高校生。
人生何歳になっても先は明るい。いつだってやり直しできる。
人間、いつ何時であっても太陽を探して進むことができる。
だから、今の一瞬だけで自分を枠にはめないでほしい。

そんなことを考えた午後です。
今から九州にむかいまーす。来週は長崎で授業をするのだー!

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