答えのない議論

こんにちは、鈴鹿高校論理コミュニケーション担当の仁藤です。
今日は2年生の授業を実施しました。

2年生の授業は、生徒のコミュニケーションレベルと、学ぶ内容の希望によって1つの学年を3つのクラスに編成して実施しています。

コミュニケーション力が十分身についている人はグリーンクラスと呼び、前回紹介したテレビ会議システムを使って大学にいる梅嶋さんに授業をしてもらっています。
しかし、今日は特別に私も授業を担当し、梅嶋さんと私の両者で授業進行しました。

私たちが実施している授業は、基本的に3回で1セットになっています。
第1回目が、大学で読まれているような文章を読解し要約文を書く授業。
第2回目が、前回読んだ文章に対して意見を書く授業。
第3回目が、前回書いた意見を友達と議論する授業です。

今日はその3回目で、議論をする回でした。
そもそも、議論の司会を担当して、議論を盛り上げ、参加者によりよく考えてもらうと言うのはとても高いスキルのいることです。
さらに、今回は「高齢者が買い物しやすい街づくりは公がすべきか私がすべきか」という内容で、私に課せられたミッションはこの議論を深めていくことでした。
そもそも授業開始の段階で、「公がすべき」という主張の生徒がたった2人であり、対立軸をみつけていくのが非常に難しいような展開・・・。

実際に授業をしていても。。。。難しかったです。
得たこともあれば、修正しなければいけない箇所も見つかりました。

さらに、きょうは鈴鹿市の教育長と、亀山市の教育長がWで見学にこられていて、これもまた緊張する要因となりました。トホホ。ほんと、まだまだ至らないところばかりで、反省することばかり・・・。

でも、嘆いてばかりはいられません!

実は次回は鈴鹿市長が授業に参加されるので、
それまでに、今回の反省点を見直して、しっかり議論テイクできるように精進します!

鈴鹿高校論理コミュニケーション担当
仁藤亜里

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