伝えるだけなら誰にでもできる。

表題のことをいつも心がけています。
授業はどうしても、生徒に伝えたことで自己満足しがち。
生徒の頭が動いていなければ、50分どんなにいい言葉を伝えたとしても
生徒の学びにはなっていませんよね。

授業ってそこが難しい。
生徒の頭が動く”仕組み”をデザインしなければ
日々の授業がただの音声になってしまいます。
それかただの楽しい時間。それだけの時間。

その意味で、先生という職業は非常にクリエイティブであり、
それが毎日の授業で必要となるから難しい。
いつもいつも、教師という仕事の難しさばかり感じてしまいます。
至らない点ばかり目についてしまう。

この日々設計を繰り返し、その設計を自身で実践し、
そして吟味し検証してまた設計するというワークが教師の難しさでもあり
面白さでもあります。
が、私はまだまだ難しさばかり身にしみて感じています。
満足することは無いんだろうけど、こんな日々にこれからもついていけるか不安・・。

全国の先生方はどう折り合いをつけているのでしょうか。
最近インターネットの先にいる仲間の先生方に問いかけてばかりですね(笑)

機能は上対馬高校での授業でした。
生徒の笑顔に元気をもらいました。ほっ。

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