もう、11月!!

11月が来てしまった!
時がすぎるのは早いですね。
全国の先生の皆様、AO推薦入試のピーク、
ほんっとお疲れ様です。
私も毎日夜な夜な生徒からメールが届き、
生徒へ添削し、面接し、グループディスカッションし、
そして添削添削添削。小論指導。
師走に向かう、恒例行事の時期がやって参りました。
ほんと、全国の先生方、お疲れ様です!!!!!
その気持ち、痛いほどわかります。

最近意識しているのは、生徒が先生に依存する率を
いかに下げるかということ。
どうしても生徒は先生を絶対視しすぎる傾向が。
先生なんて、くだらない人間ですよー。
まだまだ学びたりない人間の集まりですよ。
そんな人に全てを任せるなんて、怖くないかい?
私の理想は、もっと生徒自信の力で歩いてもらうこと。
もっと自発的に学んでほしい。生徒が私を頼ってくるたびに
私の授業では自発的な学びを育成できなかったのだろうと
自戒と反省をしております。

先生が答えを知っているわけじゃない。
私の添削なんて、低レベルです。
努力はしていますが、私の考えることなんて浅はか。
生徒には私に合わせてほしくないし、
私が添削すれば受かるなんて思ってほしくない。
そして、私の添削を待たなければ提出できないなんて
もってのほか。

でも手助けをしたくなるのも、先生の心情。
毎年この時期は、教師ならではのジレンマに落ち込んでます。
もっともっと、私自身が成長しなくちゃですなぁ。

私がなりたいのは生徒が失敗した時にだけ存在感をます先生です。
失敗したら、ここに戻ってくればいいと思える場所になりたいなー。
でも、逆に生徒が挑戦しているときは、私の存在なんて忘れて欲しい。
私の指導によって大学に進学したと考えてくれている生徒もいますが、
そんなことは意識しないで、自分の力でここまで来たんだって思って欲しい。
それが、その子が若い内の自信に、原動力になるからね。
生徒が知らないうちに力を貸していた、そんな存在の薄い先生になりたい。

そんで、生徒が精神的に自律した時に、昔の俺は
先生の力があってここまで来たんだなー。
でも、いまは自分の力で真の意味で自立できたなーと
そんくらいの思い出しくらいでいいなー。

だから、今は「先生のお陰で受かった!」とか
「先生のおかげで伸びた!」とか「先生ってすごい!」とか
言われると、まー正直嬉しいですが(笑)
でも心のなかでは「私は一流の教師になれてないなー」と
反省してしまうのです。
生徒が自分の力だと自信持てる位の影のサポートがしたい。
そのほうが生徒を自律させて次に送り出せる気がする。

俺、1人でここまで育ったし!
みたいなことを言ってくれる生徒を育てなくちゃ。
その言葉を聞いて、裏でしめしめって思う先生になりたいな。

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