差異と安心
多くの人が、高校に進学し、
そして多くの人が、大学に進学する。
そんな時代です。
その後も、みんなと同じように就職活動して
イイトコロを目指そうとする。
多くの人と同じような道を行くことで
「安心」を手に入れているのかもしれません。
でも、多くの人と同じ経歴を持つことは
それだけ差異がなくなるということではないでしょうか。
差異がなくなるということは、それだけ取替可能になる。
人とは違うこと。
本来、人は一人ひとり違うものを持っているはずです。
その部分を明確化させると傷つくこともあるけれど
差別化することで、逆に他の誰かと取替ができない唯一無二の人材になっていく。
だからこそ、人と違えば違うほど、
違う人生を歩めば歩むほど、
差別化され、世界に自分だけの居場所を築けるのではないでしょうか。
この場合、プロセスは不安定だから安心のない道です。
でも、行き着く先は安心を手に入れます。
”安心”って、そういう自分だけの居場所があることではないかなー。
一方人と同じ道を何も考えずに歩むと、プロセスは安心です。
でも、年を取ればとるほど、行き着く先が不安定に思えてします。
安心したいから、みんなと同じ道を行くと
行けば行くほど不安になるとは、そういうことではないかな。
なーんて、上手くまとまっていませんが、
なんだか、逆説的になっている世の中のことを
ふんふん考えた連休の午後です。
人と違うことを恐れない。
人と違う人を排除しない。
差異があるからこそ、世の中面白い。
だから、お互いを大切にする。
そういうことが、しっかりできる人になりたい。
まだまだ、空が高いなー。
2012年5月 4日 22:02 | 記入者: 仁藤