2012年8月

成果を残すための工夫

よく、何かに一生懸命がんばった経験が重要ということを聞きます。
でも、そんなことを言うと、みーんな頑張ってますよね。
部活している子、勉強頑張っている子、お稽古事を頑張っている子。
お手伝いを頑張っている子、、あげればきりがないです。

そこで、ふと考えました。
これは、一生懸命頑張ることが重要と言うよりは、
その過程で、成果を出すために工夫を重ねたり、
成果を出すためにどうすればいいかを考えつづけること、
その過程の経験が大事なのではないかと思うのです。

つまり、どんなものでも成果を出すことが、まず大事。
そして、成果を出すためには、ただ頑張るだけではなく、
必ず工夫が必要で、それを主体的に考える思考が大事なのではないかと。

こんなことを言うと、勝者の論理だと言われそうです。
私は、成果と一言で言っても、いろんな形があると思っています。
結果がはっきりもあれば、数字で現れにくい成果もあるでしょう。

だからこそ、どんな形であっても、成果にはこだわるべきかと思うのです。

・・・・と書いてみましたが、ちょっと言葉になってないな。

実は、この夏に大学で行われた授業で「みんなが自己実現出来るわけではない」と
先生に言われました。みんなが自己実現出来るなどというのは、勝者の論理ではないかと。

でも、私はそんなことないと思っているんです。
自己実現の形が多種多様で、それは成果が多種多様ということと一緒かなと。
だから、最初から大人が「みんなが自己実現できるわけではないんだよ」なんて言っちゃうと
まるで自己実現が一部の勝者のもののように聞こえてしまうような…。
逆に、先生の方が勝者の論理なのではないかと感じたのです。

でも、先生のいうことも正しい気がする。
今の社会はそうなっているのかもしれない。

そんなことを考えた週末でした。真面目か!

大学生活

現在、最後の大学生活を送っています。
毎日大学に通い、勉強する日々。
今年の夏の目標は、キャリア教育に関して自分なりに思考をまとめること。

先日の記事にも書いたように、私の頭の中では
未だ自分のやっていることが整理できておらず、
自信がない状態です。
また、自分が思う理想には程遠いと感じています。

そこで、今年の夏はたくさん本を買い込みました。
いろいろな主張のものを買ったので、これを自分なりに
整理してマッピングしたいと考えています。

今は、いろいろ読む中で頭から煙が出ている状態です。
また考えがまとまったらここに書きたいと思います。
(そんな日が来るかどうかも、今は自信がないですが)

いろんなご報告

久々のblog更新です。
この間も、様々なチャレンジを行なっていました。

まず、大学就職・教務関係者向けの研修会の終了。
私がこれまで作ってきたパワーポイントのファイルなどを
全て公開した瞬間でもあります。
これで、今後私が作った教材で授業をしてくださる方が増える
予定です。参加してくれる人が増えれば増えるほど質の向上を
行わなければいけないというプレッシャーを感じています。
これを、良いプレッシャーにしてこれからも最善の努力をします。

ちなみに、まだ私の中では満足できていません。
まだどの部分をどう改良すればいいのか言葉にも出来ませんが、
頭の中にぐるぐると自分の目指したい道が見えてきた状態です。
私達の活動はキャリア教育や、新学習指導要領にあったものだと
言われることが多いですが、私としては、私がこれからやって行きたいのは
新しい教育を作ることではなく、古典的な教育学で言われてきた
理想的な教育の姿を、最新のテクノロジーを活用することでやっと実現することだと
思っています。デューイなどが述べていた個人を起点とした教育は
最新のテクノロジーの組み合わせで初めて可能になると思っています。
そこが、私の最終ゴールなのかもしれません。

といっても、、まだプランニングするまで頭の中がまとまっていません。
でも、今は不思議と焦っていません。
時間はまだある。
急がず本物を目指して頑張りたいです。
といっても、目の前にいる生徒にとっての高校生活は短いですから
もちろん日々最善を尽くしたいという気持ちでもいます。

私が登りたい山はまだまだ高いところにあります。
それをあきらめないためにも、まずは健康に気をつけたいですね。

さて、次に京都文教大学さんで教授陣17名を相手にした研修会を行いました。
とても活発に議論ができ、また問題点も共有でき、
私としては一つ形が見えた瞬間でもありました。
授業に取り入れていただけるとのこと、本当に嬉しく思います。
私もいつか何らかのかたちで参加させていただけたら嬉しいです。
京都文教大学の生徒の皆さんと会える日が楽しみです。

これからこのような話が増えると思われます。

私としては、いま頂けているお仕事が自分の力に見合っていると思っていません。
常に自分の今の実力よりも高い地点にある話ばかりです。
それらに、日々全力で挑んでいるので、7月は精神的にも肉体的にも
疲弊してしまい、月末はダウンしました。
そんなダウンした中迎えた、29歳の誕生日。

1日心を休めたら、不思議な事に、また挑戦し続けたいと思えました。
たった1日で復帰できました(笑)
きっと、それは今行われているオリンピック選手に元気をもらえたからです。

長谷部誠選手のように、心を整えて(笑)
(最終的に、オリンピック選手じゃないっていう…笑)
2学期以降も頑張ります。

全国の同志の皆様。
ぜひ、私に力をかしてください。
私も、皆様の期待に応えるように全力で走ります。

齊田からみた他のメンバー

最近先輩の背中がやけに遠くに見えている咲いたです。ぬぼ。

コラボユーの仲間は、なんか、「ベテラン」という言葉が似合わないような気がします。
みんないつも学んでいて、それで、どんどん成長していくから、学生のようにみえます。

学びながら、実践してる。

「ベテラン」で単にカッコイイ!というよりは、
どんどん先輩が先に走っていってしまうので、
私が焦って追いかけます。

カッコイイとちくしょうっ!が混ざった感情です。
そんな1つのところに落ち着かない、先の成長が見えない、
無限な感じがとってもいいなと尊敬しています。

今はなんだか、私はペースダウンしてしまった気分で
毎日研究計画書に向かっています。(必死なんだけど。)

夏の暑い日、リーダーは常夏のシンガポール。
みんなの背中を見て、私もスパンコール。