長崎県立上対馬高等学校
(長崎県対馬市)
長崎県立西彼杵高等学校
(長崎県西海市)
長崎県立島原高等学校
(長崎県島原市)
私立鈴鹿高等学校
(三重県鈴鹿市)
福岡県立東筑高等学校
(福岡県北九州市)
私立長崎南山中学高等学校
(長崎県長崎市)
大阪府立松原高等学校
(大阪府松原市)
私立北見藤女子高等学校
(北海道北見市)
私立大阪薫英学院高等学校
(大阪府摂津市)
メソッド
5つのステップと9つのルール
論理的な文章を書くまでのプロセスを5つのステップと9つのルールに集約しました。覚えるルールを必要最低限にすることで、 身につけやすい手法になっています。
必要最低限のルールをさらに覚えやすくするために フレームワーク「文章の設計図」を独自開発しました。 一見お弁当箱のようなフレームに文章を順番に いれていくことで、論理的な文章が完成します。
▼文章の設計図
1
授業と検定の実施
私たちの提供する授業セットを 使い、現場の先生が授業を 行うとともに、育成した力を 検定で効果測定するやり方です。
2
検定のみの実施
私たちが提供する 論理コミュニケーション力 測定の検定を受検し、 生徒の力を高めるやり方です。
3
短期間完成の講座の実施
(現在開発中)
coming soon
新しい大学入試や大学での研究活動、そして社会で働く上で必要とされる 「論理コミュニケーション力」を身につけるための演習を収録した 実践的なテキストです。ワークブック形式で、テキストの中に書き込み ながら学ぶことが出来ます。 第2版では、より高度な読解問題を加え、高校教育のみならず、 大学入試対策や大学教育にも対応できる内容となりました。
定価 1,944円(本体 1,800円)
B5判/並製/192頁
論理的に考え、発信する インタラクティブな授業
テキストに沿った豊富な授業スライド
量やレベルの違いを補う追加演習プリントを随時開発
一部の学校においては、
SFCフォーラム所属講師が直接高校生を指導する遠隔授業を実施中
先生方のための講習会も実施しています
ご不明点等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
「論理的に聴く力」「論理的に構築する力」 「論理的につたえる力」とその総合力を4段階で評価
授業実施校はその前後の効果測定に。検定のみ 導入校はテストを複数回受験することで力を高めます。
授業の開始前後に実施することで力の伸びを測ります
授業実施校は授業の節目の効果検証に。検定のみ 導入校はテストを複数回受験することで力を高めます。
▼受講前の小論文
▼受講後の小論文
三重県鈴鹿高等学校 染井 久代 先生
鈴鹿高校の論理コミュニケーションの導入のきっかけは、教科の学力を伸ばすための基本的な力を育成するためでした。どの科目でも単に暗記だけの勉強ではなく、何故その答えになるのかを突き詰めて考える活動を取り入れたいというところから出発しています。仁藤先生に大変お世話になり、テキストも含めて現在の形を作り上げていただきました。 現在授業は1年生の学校設定科目として週に1単位実施しています。その効果として、まず文章を書くこと・話すことへの抵抗がかなり少なくなったと思います。また考える手順が身につきました。3年生になって様々な文章を書く機会にも、身につけたことを応用しながら考えることが出来るようになってきました。
授業導入高校の生徒さんの声
九州大学教育学部2年生(2016年時点)
私は大学で論理コミュニケーションは役立っていると思う。理由としては主に3つある。 1つ目に、大学の授業にて課されるレポートである。レポートは大学生が入学して、まずはじめに苦戦するものである。どういうことかというと、多くの人が「レポートの書き方が分からない」という壁にぶつかるのである。しかし、私はレポートの書き方が分からないという悩みを抱えることはなかった。論コミで習った通りにレポートを書けば、相手(つまり教授)に伝わるからである。
2つ目に、議論や会議の場における意見交換である。大学生になると高校生の時以上に議論や会議が多くなる。私も、サークル活動において、社会人の方や先生、サークルの仲間と会議やミーティングをする機会が多くある。その際、意見をするときには根拠というものが非常に重要になってくるということを痛感する。根拠のしっかりしている意見はやはり案として通りやすい。せっかく良い意見が思いついたとも根拠を他人に伝えることができなければ、その案はいいけれども実現化できないと判断され、却下される。論コミは根拠を重視するので、この練習をしておけば、発言する際に自然と根拠を見つけながら意見を考える癖がつき、自分の意見をより通しやすくなる。 3つ目に、1人の人間として対等に接してもらえる、である。大人からみると、高校生や大学生はやはり未熟な子供と思われることが多い。しかし、2つ目の議論で述べたように根拠がしっかりしていると大人が耳を傾けてくれる。根拠のしっかりした意見を述べると、大人は子供扱いすることなく、その意見に対して本気で意見を述べてくれる。そして、私達の意見に賛同してくれたり、協力してくれるようになったりする。それを痛感したのが、夏休みに参加したビジネスコンテストにおいてである。これは4泊5日で行われるコンテストである。4人1チームで地域を活性化するにはどうしたらいいかを議論し、最後に1つのプランをその地域に住む住民の前で発表するといったものだ。私は同じ学部の友人3人と1つのグループを作って参加した。6チーム参加しており、1年が4人でチームを組んでいるのは私達だけだった。他のチームには4年生や有名な大学の学生がいたり、と強豪だったが、それに負けないように、私たちはただひたすら根拠を積み重ねてプランを構築していった。専門家や社会人との意見交換会では、きちんと根拠を述べてプランを言えば、本気の回答をしてもらえるし、私たちのプランに今後協力していきたいと言ってくれる人も現れた。発表では、意見を先に述べて、そのあとに根拠を述べるという論コミスタイルで行った。結果、最優秀賞と市民賞の2つを獲得し、私達のプランがその地域において実現化することが決まった。これはまさに論コミで学んだことが生かされた結果だと思っている。
立命館大学コミュニケーション学域 3年生(2016年時点)
高校生のときに論理コミュニケーションの授業を受けて、ここが1番伸びたなと 実感するところは、自分が考えている意見を正確に、そして分かり易く相手に 伝える力が身に着いた点です。 なぜ、それを実感できているかというと、 自分の考えを相手に伝える前に自分の中で自問自答をしてみて、しっかりと 自分の意見になぜそう考えたのか?という根拠を示し
自分自身がまず納得をしてから相手に伝える方法を論理コミュニケーションの授業を通して学んだからです。そして、この方法を使う事により、実際に、考え方が違う人にでも自分の考えを受け入れ、認めてもらうことが増えてきました。これらの経験を踏まえ、この論理コミュニケーションで培った力はこれからの社会で必要不可欠なものだと強く感じています。
早稲田大学 社会科学部4年生(2016年時点)
私は論理コミュニケーションの授業を通して、自分の言葉に対する自信と 思考を言語化する力を得ることができました。 論理コミュニケーションの授業では、論理的な思考の組み立て方や論理的な 文章の書き方を学びました。私はこの学びを通して、論理的に言葉を 組み立てる力を習得することができ、文章を書くことに対する苦手意識もなくなりました。結果として、大学受験の志望動機書や小論文に自信を持って取り組むことができました
大学入学後もレポートやディスカッションといった「自分の考えを相手に伝える」という経験を重ねるうちに、自分の考えを言語化することが得意になりました。これは私がこういった活動に対し、自信をもって取り組むことができたからであり、論理コミュニケーションで培った力が全てのベースになっています。 論理コミュニケーションは「考え、伝える」という力を育む学びであり、一生ものの力になる学びであると確信しています
Q,論理コミュニケーションの授業に対する印象を教えてください
※2014年度長崎県立上対馬高校高校1年生(35名)の授業後のアンケート結果です。